お布施と香典の違い

永信寺

055-921-9004

〒410-0051 静岡県沼津市西熊堂512

営業時間 / 9:00 〜 17:00

お布施と香典の違い

コラム

2024/12/01 お布施と香典の違い

お布施と香典は、どちらも仏教の葬儀に参列する際に渡すお金のことですが、その違いをご存知でしょうか。
実は、お布施と香典はそれぞれ異なる意味や目的を持っています。
そこで今回は、お布施と香典の違いについて解説します。

お布施と香典の違い

お布施とは

お布施とは、僧侶に対して支払うお金のことです。
僧侶が葬儀や法要などで読経や祈祷を行う際に、その功徳や感謝の気持ちを表すために渡します。
お布施は、白い封筒に入れて直接僧侶に渡すのが一般的です。
金額に決まりはありませんが、一般的には1~3万円程度が相場とされています。
また、お布施は前もって用意するお金のため、なるべくきれいな新券を入れるのがマナーです。

香典とは

香典とは、葬儀や法事の際に故人や遺族に対して支払うお金のことです。
故人への哀悼や、遺族への慰労の気持ちを表すために渡します。
香典は不祝儀袋に入れて受付で預けるのが一般的です。
おおよその金額は決まっていますが、地域や関係性などによって異なります。
一般的には、3千~5万円程度が相場とされています。
また新券は故人や遺族に失礼にあたるため、古いお札を入れるのがマナーです。

まとめ

お布施は、功徳や感謝の気持ちを表すために僧侶に渡すお金のことです。
一方香典は、故人への哀悼や遺族への慰労の気持ちを表すために、故人や遺族に渡すお金のことを指します。
金額については、お布施は1~3万円程度が相場で、香典は3千~5万円程度が相場です。
仏教の葬儀では両方とも必要なものですが、その意味や目的を理解して正しく渡すことが大切です。

TOP